[PR] 記事内に広告が含まれています

関東から北海道へ、バイクで行くには?おすすめルート・時間・費用を徹底ガイド

こんにちは。
「いつか北海道をバイクで走ってみたい」って思ってる人、多いんじゃないでしょうか?バイク乗りの聖地とも言える北海道は、どこを走っても気持ちが良くて、まっすぐな道、広がる空と大地、そしてご当地グルメも盛りだくさん。

今回は、関東から北海道へバイクで行くためのルート・時間・費用を深掘りしてご紹介します。


フェリーが基本の移動手段

本州と北海道をつなぐ陸路はないため、バイクで向かうならフェリーが必須です。主に使われるルートは以下の2つ。

  • 茨城県・大洗港 → 北海道・苫小牧東港(商船三井フェリー)
  • 宮城県・仙台港 → 北海道・苫小牧港(太平洋フェリー)

どちらも非常に人気があり、バイク乗りにとってはお馴染みのフェリーです。どちらに乗っても、北海道へのアクセスは快適で、道中の景色や風の音が旅の始まりを盛り上げてくれます。

フェリーの予約

フェリーの予約は、事前にオンライン予約をすることをおすすめします。特に繁忙期(夏休みやゴールデンウィークなど)は満席になることが多いので、早めに予約をしておくと安心です。オンラインで予約した場合、乗船手続きはスムーズに進みます。


フェリーの詳細と費用感

【商船三井フェリー】大洗 → 苫小牧東港

  • 所要時間:約18時間
  • 出発:19:45ごろ
  • 到着:翌13:30ごろ
バイク種別料金(片道)合計費用(往復)
バイク(中型)約10,000円約20,000円
ツーリストA船室約12,000円約24,000円
合計約22,000円約44,000円

【太平洋フェリー】仙台 → 苫小牧港

  • 所要時間:約15時間半
  • 出発:昼または夜便あり
  • 到着:翌朝または午後
バイク種別料金(片道)合計費用(往復)
バイク(中型)約9,000円約18,000円
二等船室約10,000円約20,000円
合計約19,000円約38,000円

関東からフェリー港までのアクセスと移動時間

大洗港まで

  • 東京から下道:約4〜5時間
  • 高速道路を使えば:約2時間
  • 距離:約140km

大洗港は、東京からアクセスしやすい場所にあります。高速道路を使えば、都心から約2時間で到着でき、フェリーに乗る前に気軽に休憩を取ることも可能です。

仙台港まで

  • 東京から高速道路利用:約5〜6時間
  • 距離:約370km
    仙台港への移動は距離が長いですが、高速道路を利用することで比較的スムーズに到着できます。仙台で途中下車して観光を楽しむのもおすすめです。

北海道上陸後のおすすめルート

苫小牧港は道南と道央の中間あたりに位置していて、札幌や美瑛、小樽、富良野などへもアクセスしやすいです。

北海道を走る際のポイントとして、道北エリアや道東エリアも魅力的ですが、まずは道南・道央からスタートするのが無理なく回れるコースです。

モデルコース例(4泊5日)

1日目:関東出発 → フェリー乗船
2日目:苫小牧上陸 → 富良野へ(宿泊)
3日目:美瑛や青い池、白金温泉エリア巡り(宿泊)
4日目:小樽観光 → 札幌泊
5日目:苫小牧へ戻り → フェリーで帰路


北海道のおすすめエリア

北海道には素晴らしいバイクツーリングスポットがたくさんあります。以下では、特におすすめのエリアを紹介します。

美瑛・富良野エリア

美瑛や富良野は、広大な農地や美しい景色が広がるエリア。夏は花畑が一面に広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。特に美瑛の青い池は観光名所で、その美しい青色を見れば旅の疲れも癒されます。

主要観光スポット:

  • 美瑛の青い池:四季ごとに異なる顔を見せる美しい池
  • ファーム富田:花畑と新鮮な地元産の食材を楽しめるスポット

小樽・札幌エリア

小樽は、古き良き時代の雰囲気を残した港町で、運河沿いの散歩は最高です。小樽の街並みをバイクで巡りながら、札幌にも足を伸ばして、大都市の魅力も堪能できます。

主要観光スポット:

  • 小樽運河:歴史的な運河沿いをバイクで走ると、映画のような風景が広がります。
  • 小樽オルゴール堂個人的にかなりおすすめ!
  • 札幌時計台:北海道の象徴的な建物、歴史を感じながらの観光もおすすめ。

知床エリア

北海道の東側、知床半島には、手つかずの自然が広がっており、世界遺産にも登録されています。原生林や海岸線を走ると、まさに「大自然を感じる」ことができます。

主要観光スポット:

  • 知床五湖:深い森と湖のコントラストが美しい、自然豊かなエリア
  • 知床岬:海の青と山の緑が絶妙に交わる景色が圧巻

ガソリン代と費用の目安(中型バイク)

項目費用の目安
フェリー往復(中型バイク)約40,000円
ガソリン代(全体)約6,000〜8,000円
宿泊(ビジホ利用で4泊)約20,000〜30,000円
食費・観光費約10,000円前後
合計約70,000〜90,000円

テント泊やキャンプ場を使えば、宿泊費を大幅に抑えることも可能です。キャンプ用品を持っていけば、宿泊代を節約できるので、より多くの観光地を訪れることができます。


旅の準備

バイクでの長距離移動には、十分な準備が必要です。以下は必須アイテムです。

  • 荷物の積載: バイクの容量には限界があるので、荷物はコンパクトにまとめるよう心がけましょう。サイドバッグやリアボックスを使うと便利です。
  • 服装と装備: 気温が大きく変わることもあるので、重ね着できる服装を準備しましょう。また、防寒対策も忘れずに。
  • タイヤやオイルの点検: 長距離を走る前に、タイヤの空気圧やオイルの交換など、メンテナンスをしっかりしておきましょう。

まとめ

関東から北海道へバイクで旅をするには、フェリーを使うのが王道です。時間もお金もそれなりにかかりますが、それでも得られる景色と体験は格別。日常をちょっと離れて、大自然の中を風とともに走る感覚は、他では味わえません。

バイクを持っているなら、一度は挑戦してみてほしい北海道ツーリング。
ぜひ今年の夏、予定に入れてみてくださいね。

原付(50cc〜125cc)で北海道を目指す場合のルートや注意点については、こちらの記事で紹介しています。そちらもあわせてチェックしてみてください!

コメント